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「世界一の壁紙屋を目指す」壁紙屋本舗WALPA(ワルパ)

2013/11/6東京にて開催された、アラタナ主催のセミナー。
ゲスト講師として、株式会社フィル濱本 廣一様に登壇して頂きました。
今話題のWALPA(ワルパ)をはじめ、新しいライフスタイルを提案する株式会社フィルに迫ります。

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安易に始めた、壁紙屋が意外と儲かった!

アラタナインタビュー以下アラタナ)濱本さんが壁紙屋を始めたきっかけってなんだったんですか?
濱本)元々内装工事・大工をしていました。10代の頃あるお客さんから、とある場所に壁紙を貼ってくれというお仕事の依頼がきました。その時はまだ一度も壁紙を貼ったことはなく、ちゃんとお仕事をおさめる事が出来るか不安でしたが、無事お仕事を終えると、そのお客さんからまた違うところに壁紙を貼ってくれとオファーを頂き、それが何回か続きました。

だんだんこの仕事に味をしめた僕は、「これ儲かるんじゃない?」という安易な考えで、壁紙屋を始めたというのが今のお仕事を始めたきっかけです。」


「実店舗とネットショップからお仕事はスタート」

「2000年、資金をかき集めて実店舗と楽天市場への出店をスタート。パソコンなんかやった事もない僕はネットショップに関する知識や技術が何もなくて本当に苦労しました。しかも当時はまだまだ環境も整備されておらず、ISDNになるかならないかぐらいの時だったので、ネットショップに商品をアップしようとして画像を1枚登録するだけで1時間以上待つ事もざらでした>< 徹夜でやっと7商品くらいアップして、昼間は内装の工事や実店舗の運営をして、また徹夜で商品アップして。そんな事を数年やっていました。」 「月商4000万円から、倒産まで3ヶ月」

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少しずつ実店舗も軌道にのせながら、ネットショップも月商4000万円を超えるように。これは行けると踏んで、広告は毎月1000万円分以上出稿し、取り扱い商品は雑貨や家具など壁紙以外のものまで増やし、順調に売上を伸ばしていきました。

ただ、ある日売上が上がらなくなったんです。

売上の天井なのか、商品ラインナップなのか、広告費が足りないのか。
当時は施行業もしていたおかげでなんとか生き延びていましたが、ネットショプ自体は損益分岐を超えずどんどん赤字。
その赤字は施行業の売上で補填する。
そんな事をやっていたら、ついに資金のショートが目前。僕の会社はあと3ヶ月で倒産するところまで来ていました。あの時はほんとにつらかった。」

「おばあちゃんが教えてくれたこと、俺、壁紙屋やんけ!」

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「倒産3ヶ月前。来る日も来る日もどうしていいかわからない。そんな毎日でした。メンバーにも辛い事を言わなければいけない。そんな下向きの時、あるおばあちゃんが、壁紙屋本舗のサイトを見て、わざわざアメリカからいらしたんです。」

おばあちゃん「探してほしい壁紙があるんです。これを探してほしい。」

おばあちゃんの手には壁紙の切れ端。どうやら自分の住んでいる家の壁紙らしく、今は新しい壁紙にかわっているが、その壁には大切にしている鶴の絵が飾ってあるらしく、手元にあったその壁紙が一番鶴の絵が映える。だからどうしてもその壁紙をもう一度壁に貼り直したいというのです。

そんな時壁紙屋本舗のサイトをみてわざわざやってきてくれたのでした。

もちろんそんな壁紙はなく、何十年も前の壁紙だからもう作られているかすら怪しい。

「壁紙屋本舗なんやろ、ないわけないやろ。」

その言葉が濱本さんを奮い立たせます。

「そうだ、俺は壁紙屋やったんや。大切な事をわすれてた。」

売り上げを上げる事にとらわれ、売れるんならなんでもやる。そんな事をしているうちにお客さんはもちろん、自分自身が何を仕事にしているのかがわからなくなっていたことに気付くきっかけになったのです。


「壁紙屋本舗 / WALPAの快進撃 」

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そこから濱本さんはお仕事の仕方を変えました。
ネットショップに並んでいた家具や雑貨は取り扱いをやめ、全て壁紙にしたのです。

今まで日本人には敬遠されていたいわゆる「派手」な柄の壁紙も取り扱いをスタート。
海外から輸入した壁紙もたくさん増やしました。しかしメーカーからは1000万円以上の単位でないと卸してもらえない。これでは仕入れるだけで精一杯で、売る時の広告費として割ける金額はゼロでした。

どうやって売ろう。考えあぐねた末、会社の車にその壁紙を貼って営業を開始。それが話題を呼び、海外の新聞や雑誌などで、たくさんの注目を浴びるようになります。そこから少しずつ壁紙屋本舗は息を吹き返し、全国でも珍しい壁紙専門のネットショップを運営するまでに至るのです。

数年後には壁紙屋本舗だけでなくWALPAという輸入専門の壁紙ショップWALPAを開店。
さらにメーカーと共同開発した「賃貸住宅にも貼ることができ、矧がしても壁に汚れが残らない特殊なのり」の登場で、全国の多くの方が壁紙を身近なものに感じてくれるようになってきました。
現在ではテレビや雑誌にもたくさん取り上げられるほどに成長します。


「きれいな壁紙の前ではみんな笑顔になるんですよ!」

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WALPAは現在、東京・恵比寿、大阪、福岡と店鋪拡大を進めています。
訪れるお客さんが、お店の壁紙を見て感動し写真を撮って帰って行くのが、今では一番嬉しい瞬間だと濱本さんは語ります。

「壁紙の市場規模は、個人の住宅投資の市場規模として見ると約1000億円の市場。ただ個人消費ははその10倍ありますので、壁紙がもっともっと日本で親しみの持てる身近な存在になれば、壁紙の市場は1兆円規模にまで拡大させることも絶対に無理じゃないと思っています。」

「壁紙を通して、日本だけでなく世界中に笑顔になれる人をつくる。そして誰しもが壁紙を自分で貼って楽しむ。そんな全人類職人化計画が僕の今のミッションです。」

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●株式会社フィル 代表取締役 濱本廣一氏

壁紙屋本舗をはじめ、輸入専門の壁紙ショップWALPAを展開。現在は東京・大阪・福岡をはじめWALPAのリアル店舗も展開中。

 ▼運営サイト
 ・WALPA:http://walpa.jp/
 ・壁紙屋本舗(楽天市場):http://www.rakuten.ne.jp/gold/kabegamiyahonpo/
 ・ブラインドマーケット(楽天市場):http://www.rakuten.ne.jp/gold/blind-market/
 ・ロールスクリーンストア(楽天市場):http://www.rakuten.ne.jp/gold/rollscreen/
 ・イマジンペイントストア(楽天市場):http://www.rakuten.ne.jp/gold/penki-store/
 ・フロアバザール(楽天市場):http://www.rakuten.ne.jp/gold/floor-shop/
 ・walpa.net(壁紙のポータルサイト):http://walpa.net

 ▼受賞履歴
  楽天市場ショップ・オブ・ジ・エリア 2012年度 関西エリア賞
  楽天EXPOアワード 2012年度 関西エリア 成功のコンセプト賞
  楽天市場ショップ・オブ・ザ・マンス 2006年4月度 不動産・住まいジャンル賞
  楽天市場ショップ・オブ・ザ・マンス 2005年10月度 不動産・住まいジャンル賞
  楽天市場ショップ・オブ・ザ・イヤー 2004年度 不動産・住まいジャンル 大賞
  楽天市場ショップ・オブ・ザ・マンス 2004年11月度 不動産・住まいジャンル賞

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