ECコンサル アラタナはeコマースを中心とした「新たな○○を創造する」会社です!

エンジニア出張レポート「PHPカンファレンス関西2014」に参加してきました。

初めまして。
サービス開発部にてカゴラボの開発に従事しています、エンジニアの森藤です。
出身は宮崎ではなく三重県、休日はもっぱら釣り三昧、PHPは酒の肴、キーボードはThinkPad。
今回、大阪で年に一度開催されます「PHPカンファレンス関西」に行ってきました。

アイキャッチ画像元:「PHPカンファレンス関西2014」サイトTOPページ より

 

新卒扱いからの脱却!…イベント参加は機会創出(刺激)教育への取り組みの一つに位置づけています

osaka_gurico2

(大阪はグリコなイメージ)

私が所属しているアラタナではかなり業務分担が進んでおり、エンジニアはなるべく開発業務に従事出来るようにする環境が整っています。
その反面、実際のクライアントに会う機会が少なかったり、他社のエンジニアに会う機会があまり多くはありません。
そういった環境に置かれたメンバーが、社内のエンジニアのレベルで満足してしまわないように、元々リーダークラスの面々が参加していた勉強会・イベントに新卒や社歴の短いメンバーにも参加してもらおう!という取り組みが始まりました。

今回はその一環として、「カゴラボ」で使用しているPHPの最新動向を直接肌で感じなければ、ということで大阪で開かれる大きなテック系のイベント「PHPカンファレンス関西2014」に新卒2年目エンジニアの大野を引き連れて行ってきました。

大野新卒2年目エンジニアの大野くん

森藤僕、森藤。

九州からほとんど出たことが無く、年齢がひと回り以上も離れた若者に、電車の乗り方から何から教えなければならないという、おっさんならではの使命も合わせて携えなければならぬ旅となりました。

 

PHPカンファレンス関西とは?

php-conference

(別名、イケてるエンジニアほいほい(勝手に命名))

PHPカンファレンス関西2014
元々東京で2000年から実施されているPHPエンジニアの祭典といえばPHPカンファレンスですが、関西でも開催しよう!ということで始まり、有志のメンバーの方々が集まって毎年1回開催され、PHPカンファレンス関西は今回で4回目の開催となっています。
今回も全国から300名以上の参加者が集まる、PHPエンジニア向けの大きなイベントとなっていました。
このイベント中から参加したいくつかのセッションをピックアップします。

・基調講演「すべてを結ぶ力」

とても素晴らしかった、という感想が会場、ソーシャルメディア上など随所で聞かれた基調講演でした。
インターネットに最初に繋がれたパソコン、世界で初めて公開されたWebサイト、そして1995年に初めてPHP(当時はPHPという名称ではありませんが)が生まれ、PHP4~5でPHPが何を重視して作られ、各バージョンの特徴、wwwにPHPが提供してきた価値を再認識するお話でした。

・PHPでOSS(オープンソース・ソフトウェア)を維持し続けるには

EC-CUBEをベースとしたカゴラボを販売している当社としても、オープンソース・ソフトウェアでビジネスをしている人たちの話に興味が湧きました。
BaserCMSのような純日本製のオープンソースCMSから、、
48万サイトで使われているConcrete5、コミュニティ100万人を擁するDrupalといった、世界で相当数使われているCMSを主に業務で扱っている方々の「PHPで構築されているメリット」を生で聞く機会となりました。
各パッケージではマーケットプレイスのような仕組みを持っており、プラグインを販売してサイト構築にかかるコストを抑え、提供元はそこからの収入を得るようなマーケットがそれぞれあり、たくさんの機能があるが難解なCMS、シンプル故に学習コストが安いが機能は少ないCMS、
といったように、各パッケージで住み分けが出来ているようで、ユーザーが合ったものを選択出来る好循環が生まれるような仕組みが出来ていました。

何と言っても「いろんなレンタルサーバーで標準的にPHPは動くというのが大きい」、というのが共通点であるようです。
10年以上PHP触ってる私からすると、昔はPerlは動くけどPHPが動かないサーバーだらけだったのになぁ、、、という時とは時代が違うことを再認識させられます。

・Travis CIとSeleniumで実現するPHPアプリの自動テスト

「自動テスト」という言葉は聞いたことがあっても、実現するまでには現状の業務フローを変える必要があったり、テストコードを用意したり、仕組みを準備したりとエンジニアのリソースを大きく使うために初期コストが大きくかかり、その上実施までにフローを整備したりする必要がありました。
Travis CIとSeleniumを組み合わせて使うことで、オープンソースであれば無償で、オープンソースで公開出来ないパッケージでも安価に自動テストを回す仕組みがあります。

JenkinsのようなCIツールは無償ですが、プロジェクトが増えると高スペックな端末が必要だったり、全てをJenkinsに依存すると、設定の複雑化による維持コストが大きくなるので、Travis CIのように複数のPHPバージョンを同時にテストが出来、Travis CI上のFireFoxとSeleniumを連携させて、ブラウザの必要なテストを行ったり、とにかくエンジニアが都度設定しないといけない手間が軽減されており、開発業務に集中できるような仕組み作りが重要になります。

 

イベント参加、その後

kawazu2

(井の中の蛙大海を知らず、いやちょっと知ったのでした)

土曜日がPHPカンファレンスだったので、あまり出張機会の無いメンバーに大阪を案内しよう、と思っていたのですが、結局翌日はカフェに篭ってセミナーで見たものを調べたり、BaserCMSを設置して動かしてみたりで、ほとんど大阪を満喫せずに宮崎に戻ってきました。

それというのも、各セミナーで最新動向を学んで試してみたくなったり、懇親会で仲良くなった方々の携わるサービスを見てみたり、早く学んだことを試したい、という気持ちに駆られてしまって、気がつけば大野と二人で4時間以上、カフェでいろいろと試行錯誤する時間となりました。

年齢はひと回り以上違いますけどね!

今回参加した大野が「井の中の蛙でした」と自分で語るように、社内という世界で、先輩だけを見て完結していた考えが変わったようです。

蛙達が今回を機にもっと成長してくれれば、私も安心して夜釣りにいけるというものです。

アラタナではエンジニア問わず社内勉強会が盛んに行われていますが、社内での勉強会で学べること、社外のエンジニアと交流することで実感出来ること、それぞれ大切なスキルアップの機会と考えています。

社内の勉強会は日々の業務に関わることがメインですが、社外での勉強会は数年先を見据えて学んでおくことの必要性を気付かせてくれます。
直接目で見て、話をして、懇親会で一緒に飲んで、コードを書いて実感する、という機会を与えることで、ただ教えるだけの教育ではなく、自分でコードを書いて実現が出来る事に気づきを与え、エンジニアとしてどこでも通用するような人材を育成できるように、今後も引き続きこういった機会を増やしていく予定です。

「数年先を見据えて行動できるエンジニア」を今後も育てて行きつつ、自分も成長しよう、と思っています。

この記事を書いた人

アラタナニュース

イベント・セミナー情報