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「ネットショップって手間がかかってしょうがないけど、僕らにとってお客様と出会える大切な場所」雑貨屋Re 1em rue de ambience井上様インタビュー|カゴラボイス

アラタナがオフィスを構える宮崎県には、若年層の人口流出の問題やシャッター通りの商店街など、地方ならではの厳しい現実があります。

今回は宮崎市内でネットショップと実店舗2つを運営されている、雑貨屋アンビエンスの井上様にお話をお伺いしています。

アラタナインタビュー以下アラタナ)アンビエンスを語る上で絶対に欠かせない「バンブーバスケット」について、売れるようになったきっかけや売れるようになるまでのエピソード等あればぜひ聞かせてくだい。

バスケット
「アンビエンス」商品ページ より(アンビエンス大人気の商品「バンブーバスケット」)

アンビエンス井上様 以下アンビエンス)こちらこそ今日はよろしくお願いします。
バンブーバスケットはねぇ…ほんと偶然なんですよね。
5年くらい前に偶然問屋さんで見つけて、ちょっとかわいいかも、と思って買って帰ってきたら、あっという間に売れたんですよ。
あら、と思ってもう一度仕入れたら、またあっという間に売れた。
ということを繰り返していたら、気付けば2ヶ月で3000個くらい売れていて、スタッフみんなで驚きました。
今では定番の人気商品で、ありがたいことに累計でもう10万個以上はお買い上げいただいています。
全然感動のストーリーじゃなくて申し訳ないんですけれども…
でもね、実はもっと語れるネットショップっぽい話も、ありますよ。

アラタナ)それはぜひとも教えていただきたいです!

アンビエンス)題して「携帯使えない事件」と、「24時間耐久発送事件」です。
ある商品が物凄い勢いで売れたことがあって。
受注が入ったときのお知らせメールの配信先を自分の携帯に設定してるんですが、受注お知らせメールがあまりにも届きすぎてその日はずっと携帯が使えなかったんですよ。
ちょうど外出していたので、「超売れてるよ!やったよ!」って会社で働いているスタッフ達に電話したかったんですけど、電話をかけようにもずっとメールが届いていて操作ができなかったんです。
メールの着信音が鳴り終わらないうちに次のメールの着信音が鳴り始める、みたいな状態で…
ネットショップってすごいんだなって感じた瞬間でした。

後からその商品の仕入れ元であるメーカーさんに聞いた話なんですけど、
なぜかアンビエンスだけでバカ売れした商品だったみたいで「あの商品を日本で一番売ったのはアンビエンスだ」って言ってもらいました。
あのときは興奮しましたね。

アラタナ)受注管理の画面を更新するたびに受注件数が何行分も増えていくときって、うれしいですよね!
一方で、突然そういう物凄い売れ方をすると、受注処理や発送などお客様対応が追いつかなくなって逆にうれしくないとか、お客様に迷惑をかけてしまったとか…という「ネットショップあるある話」をよく聞くんですが、そのときのアンビエンスさんはどうでしたか?

アンビエンス)そうそう!それがもう一つの「24時間耐久発送事件」なんです。
ありがたく大量に入ってきた注文を、心を込めて一つ一つ発送していくわけなんですけれども、まぁそれが終わらなくて。
結局寝ずに作業して、気付いたらもう丸一日以上発送作業をしていたんですよね。
発送が終わってふと我に返ったらもう立ち上がれない位くたくたで、結局丸一日お休みもらいましたよ。
24時間続けて発送作業とか、あんまりオススメしないです。
できる限り全力でやって、どうしても手が回らない部分はお客様にご理解いただきながら、きちんと毎日ネットショップを運営できるのが一番だなって思いました。

アラタナ)24時間発送し続けるって壮絶ですね…
そういう、面白いと言っては申し訳ないですが、後で語り続けられるような出来事を乗り越えてきたネットショップって、お客様からの支持もすごくあって、長く愛されて売れている店舗さんが多いような気がします。

アンビエンスキャプチャ
「アンビエンス」TOPページ より

アンビエンス)お客様からの支持と言えば、僕らはこうしてかなり少人数でやっているので、効率化できるところは効率化してネットショップの運営をしているんですが、お客様対応の時間については、効率化したくないなっていつも思って運営をしています。
実は、ネットショップを始めようと思ったきっかけって、もっと楽して儲かると思ったからなんですよ。

アラタナ)それ、すごくよく聞きます。
ネットショップが自動販売機だと勘違いしてスタートしてしまうパターンですね。

アンビエンス)まさにそんな考えでした。
でも全然。ネットショップの現実はその正反対でした。
ネットショップってほんとに手間がかかる!
最初は特に、苦しいことばっかりでした。
でもその中から少しずつ聞こえてくるお客様の声がほんとにうれしくて。
それと、お客様からの声に対して、僕らと同じように喜んだり、反省したりしてくれるスタッフが増えていくのもうれしかったです。
だからお客様との時間は、効率化なんて考えずに、大切にじっくり向き合いたいなって思ってるんです。
ネットショップは全然楽して儲かるようなものじゃなくて、手間がかかってしょうがないけど、僕らにとってはお客様と出会える大切な場所ですね。

アラタナ)アンビエンスが人気のショップで居続けられる理由が分かったような気がします。
お店のいろんなところから井上さんの人柄がにじみ出ていて、お客様は商品だけじゃなくそういう部分にも惹かれてお買い物に来るのかもしれないですね。
お忙しい中今日は本当にありがとうございました!

井上兄弟

雑貨屋Re 1em rue de ambience
http://www.rakuten.ne.jp/gold/1em-rue/

株式会社G.Greiner  井上 信二
宮崎市内にて店舗運営、楽天・自社サイトを兄弟で一緒に運営。
取扱い商材は「ナチュラル系」と呼ばれる、レディースファッション・雑貨。
有名ブランドとのコラボ商品やアンビエンスオリジナルの商品も充実。

インタビュー後記
以前からずっと気になっていて、ようやくお話を聞くことができたアンビエンスさん。
どんなインタビューになるのか実はとっても緊張していたのですが、井上さんから出る不思議な優しい空気のおかげで、リラックスしてお話をお伺いすることができました。
見れば見るほど欲しいものがたくさん出てくるアンビエンスさん。
ぜひ一度、と言わず、何度もお店をチェックしてみてください。
普段使いの小物はもちろんですが、贈り物にもピッタリのすてきな雑貨がたくさんありますよ!
http://www.rakuten.ne.jp/gold/1em-rue/

インタビュアー:アラタナ広報 守屋亜理沙

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