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社会人としての「進歩」と「進化」の違いについて

 

こんにちは。アラタナの舩山です。

今回は「進歩」「進化」「成長」ということについて考えてみます。

 

「進歩」と「進化」は違うのか?

「進歩」と「進化」という言葉は、たまに耳にしますが、
違いがあいまいなままになっているのは私だけではないはずです・・・。

「進歩」と「進化」の違いについて、辞書等で調べた意味を要約すると以下のようになります。

進歩・・時間の経過とともに、よりよい状態に進むこと
進化・・環境に適応して、変化すること

微妙なニュアンスの違いくらいなのかと思っていましたが、想像していたよりも、違いが大きいと感じました。

具体例を見ていきましょう。
以下の写真をご覧ください。
進歩と進化の違い

猿と人間なのですが、違いがわかりますでしょうか。

 

 

 

 

 

正解は、「人間には白目がある」ということです。

人間にはなぜ白目があるのか?

進歩と進化の違い
写真をもういちど見てみてください。

猿は、どこを見ているのかがいまいちよく分からないのに対して、
人間は、どこを見ているのかがハッキリ分かります。

猿は外敵の攻撃から身を守るために、体毛や肌の色に近い目の色をしていると考えられています。
一方で人間は、コミュニケーションを取るために白目を生み出したと言われています。
集団で行動する際など、視線で興味関心の対象を示したり、次の行動を共有したりしているわけです。

白目を生み出したことは「進歩」ではなく、「進化」に該当します。
では、なぜ人間は「白目」という進化を生み出すことができたのでしょうか。

 

進化するためにはどうしたらいいのか?

進歩と進化の違い
ある日突然、進化するのは難しそうです。
人間が白目を作り出したきっかけは何だったのでしょうか?

人間が白目という「進化」を手にすることができたのは、「道具の使用」「火の使用」がきっかけだと考えられます。

道具の使用→火の使用→外敵からの攻撃リスクが低下→活動範囲・活動時間の拡大→集団行動の必要性の増加→コミュニケーションの重要性の増加

上記のような流れで、徐々に変わっていったものと思われます。

つまり、「進化」とは、「進歩」を繰り返したうえでの結果の状態であり、
積極的に「進化」をしていくためには、「進歩」を積み重ねていくことが近道だと考えられます。

進歩と進化の違いについて、おさらいしておきます。

【進歩】・・時間の経過とともに、よりよい状態に進むこと
【進化】・・環境に適応して、変化すること

人間は、たゆまぬ「進歩」の末に「進化」を手に入れ、「目」でコミュニケーションを取り、
「あなたを見ている」ということを相手に強く伝えられるようになったというわけです。

 

「成長」とはいったい何なのか?

生物学的な視点から「進歩」と「進化」について考えてみましたが、ここからはビジネス的な視点から「成長」について考えてみたいと思います。

「成長」という言葉は、社会人なら日常的に耳にする機会は多いですよね。
「経済成長を実現する」「成長意欲が高い」といった使い方をされます。
採用面接の場でも、応募者が「御社でなら成長できると考えたからです」と口にすることは少なくありません。

はたして成長とは、いったい何なのでしょうか?
「進歩」と「進化」は、同じようなニュアンスで使用されているような、よくわからないもやもやした感じです。

 

成長の定義

「成長」の基本的な意味は、辞書では以下のように定義されています。

【成長】・・人や動植物が育って大きくなること。大人になること。物事の規模が大きくなること

ビジネスにおける側面で「成長」を考えてみると、「成長」とは、ただ大きくなることではなく、
「できないことができるようになること」だと言えるのではないでしょうか。

「えー、そんな単純なことでいいの?」という声が聞こえてきそうです・・。

もう少し具体的に考えてみると、「ビジネスでの成長」には2つの側面があるのではないでしょうか。

1.ビジネススキルを身につけること
2.人としての考え方、視野、視点、価値観が多様になること

1つ目の「ビジネススキルを身につける」とは、「技を身につける」ということです。
例えば、以下のような点が考えられます。

・ビジネスマナーを覚える
・タイムマネジメントができるようになる
・タスク管理ができるようになる
・ロジカルに物事を考えられるようになる
・仕事をする上で必要な考え方や高度な知識を覚える
・相手を選ばずにコミュニケーションができるようになる
・わかりやすく説明ができるようになる
・より長いスパンで物事を考えられるようになる
・より広い視野で物事を考えられるようになる

2つ目の「人としての考え方が多様になる」とは、「他者や環境を受け入れるキャパシティが広がる」ということです。
人間性の成長とも言えるかもしれません。
例えば、以下のような点が挙げられます。

・相手の話をきちんと聞く
・相手を尊重する
・困難を受け入れる
・ごまかさない
・素直である
・非を認める
・一貫性がある
・あきらめない
・ほどよくあきらめる
・自分に自信を持つ

上記以外にも「成長」を定義する項目は、まだまだありそうです。
どれか1つだけができるようになっても、いまいち成長を実感できないかもしれませんが、複数のことができるようになると、仕事の幅が一気に広がり成長を実感できたりします。

 

成長するためにはどうしたらいいのか?

では、成長するためには具体的に何をしたらいいのでしょうか。
成長するために、自分が主体的にできることには、どんなことがあるのでしょうか。

一番大切なことは、「成長する!」、「できるようになる!」と腹を決めることではないでしょうか。
「はぁ~、なんだ、そんなことか・・」という声がまた聞こえてきそうですが、「覚悟を決める」ことこそが、「成長」のためには最も大事なことだと思います。
最も成長した経験や、幾多の先輩後輩の成長体験について振り返ってみた結果、共通しているのが「自身で覚悟を決めること」だからです。

しかし、自ら積極的に決めていないケースも多くあります。
「自分がやらなければ誰もやる人がいない」というような環境に置かれてしまい、
結果的にやらざるを得なくなって、覚悟を決めているケースも意外と多いです。
つまり、きっかけは何でもいいということになりますね。

しかし、きっかけを待っていても、どうにもならない時が多いので、自身の成長を促すためには「自ら決めて、自ら環境を変える」ことができるようになるのが理想とされています。

 

まとめ

「進歩」、「進化」、「成長」と書いてきましたが、何がどうなったら「成長した」と言えるのでしょうか?

成長とは自分で実感してこそではないでしょうか。

ビジネスのシーンにおいて成長の指標としてよく使用されるのは、以下のようなものです。

・伸び率
・​達成率​
・​影響力​の大きさ
・グロス値​の大きさ
・順位

これらの指標は企業という単位だけでなく、個人という単位での評価の際にも用いられます。​

企業としても、個人としても、実際に「売上」「利益」をあげていくことや、
ミッションを果たしていくことは言うまでもなく重要ですし、結果を出すこと自体に価値があります。
また定量的な指標で測定することの重要性は、説明するまでもありません。

しかし、特に個人の場合、上記指標で数値が改善することと、個人が成長を実感できるかどうかはリンクしていなかったりします。
どれだけ数値が改善しても、自身の成長を感じることができないときがあります。
つまり、最終的には、成長とは「自身が感じるもの」であり、数値で測れるものではないし、他者からの評価で決まるものでもないのではないか。
そんなことを考えたりします。

「数字があがらなくても、成長を感じられれば、それでいいのか?」
と言われると、それは違うと思うんですけどね・・・笑

誰かに評価されるための人生ではなく、自分が納得できる人生を生きる。
誰かになるための人生ではなく、自分であるための人生を生きる。
自分が成長を実感できる人生を生きる。
日々、地道に成長し、進歩を積み重ねて、そして、環境の変化に適応して、進化する。

愚直に数値を追い求めつつも、このへんのバランスを失わず、自分に正直でいることが大事なのではないかと考えています。

最後に、私がとても感銘を受けたスティーブ・ジョブズの言葉で締めくくりたいと思います。
日々チャレンジして生きていくうえで、とても勇気をくれる言葉です。

​​先をよんで点と点をつなぐことはできません。
​​あとから振り返って初めてできるわけです。
したがって、点と点が将来どこかでつながると信じなければなりません。
点がやがてつながることを信じることで、たとえ道から外れたとしても、自分の心のままに行動する自信が生まれます。​

スティーブ・ジョブズ

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

※​​​今回の話は、昔の上司が話してくれたことを元ネタにして記載しています。親愛なるみやーん、ありがとうございます。​

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