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ネットショップSEO:キーワードを考察[その1:分析解析]【第1回】

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アラタナ24Hをご覧の皆さん、こんにちは。高見です。

普段はアラタナのカゴラボ事業部でネットショップパッケージ品質管理のお仕事を行っています。

PHPやJavaScriptと仲良しです(たまにケンカします)。

ネットショップ(通販サイト)の構築を日々行っている中で、技術者も当然SEOを意識したプログラミングを行う必要があります。

ネットショップを立ち上げるだけが技術者のお仕事でなく、売れるネットショップを構築することが技術者としての腕の見せ所です。技術者視点で行える売れるネットショップ作りとは、普段皆さんが探し物・調べ物などをする際にGoogleやYahoo!で何気なく検索します。その際に自分のネットショップを見つけてもらえるように工夫する事(SEO対策)が第一段階ではないでしょうか?

このSEO対策には様々な手段がありますが、今回は、その検索エンジンに認識してもらう為のSEO対策第一段階として、キーワード(keywords)選定の考え方を分析解析していきたいと思います。

 

キーワード選定のために自社ネットショップの事業戦略を練る

SEO対策としてキーワード(keywords)選定を行っていく上で、まず自社ネットショップそのもの・自社ネットショップの商材、ライバルネットショップ、対象となるお客様を分析解析します。
実店舗とネットショップでの、ライバル店やお客様は異なる場合もありますので、注意して分析解析しましょう。

キーワード設定のための自社・競合分析

キーワード(keywords)選定にあたって、まず自社ネットショップの強み(コンプライアンス)他社ネットショップと差別化できる点自社ネットショップ商材のベネフィット(※1)を分析解析することにしましょう。そこをついたキーワード選定を行いたいですよね。

「今更そんな事言われなくてもわかってるよ」と思われるネットショップご担当者様もいらっしゃるかもしれませんが、あらためて分析解析してみると思わぬ発見があるかも知れません。ブレーンストーミングのような形式で、実際に書き出し、情報を整理してあらためて自社ネットショップを分析解析してみましょう。
新しいキーワードが見つかるかもしれません。トレンドの移り変わりと共にキーワードも移り変わっているかもしれません。

SEO対策、キーワード選定はまず分析解析からです。

 

ネットショップSEOにおけるSTPマーケティング

情報分析から市場開拓を行うマーケティング手法でSTPマーケティングがあります。(出展:wikipedia [STPマーケティング])

Segmentation(セグメント化)
自社ネットショップの見込み客を細分化します。
Targeting(ターゲット選定)
自社ネットショップに最も適した見込み客を選定します。
Positioning(ポジショニング)
自社ネットショップの見込み客(ターゲット)に対して競合他社ネットショップとの違い(特徴と言うべきか?)を認知してもらいます。

極端な例ですと「老若男女だれでも見やすく、売れるネットショップ作って」という無茶ぶりが来ます。

デザイナー苦しみます(ぐわぁぁぁぁぁぁ!!)。

100人居て100人が購入してくれるネットショップはありません(あったら紹介して下さい)。
いくらSEO対策をしていて検索上位にあるネットショップであっても無理です。

ネットショップ訪問者の平均購入率(平均コンバージョン率)は、あちこちで情報が出ていますが、私が見る限り3%前後のようです。

100人中3人が購入ですよ。極端な話ですが、万人受けではなく、その3人の心をグッと掴むサイト作り、SEO対策が必要ですよね。今回の場合はSEO対策の中でもキーワード選定ですね。その人達こそ自社ネットショップの見込み客となります。この見込み客が検索するキーワードを分析解析し、そのキーワードを選定しましょう。

見込み客の選定ができましたら、競合他社ネットショップ(ライバル店)の傾向を探ります。

自社ネットショップと他社ネットショップでは、どのような位置づけの違いがあるのかを分析解析しましょう。
競合であっても位置づけに違いがあるように、キーワードにも違いをつけることができます。

キーワード設定のためのポジショニング確認

自社ネットショップの強みが表せる軸を考えて(図の場合、個人向けか企業向けか?国内がターゲットか海外がターゲットか?)、図のように自社ネットショップと他社ネットショップを配置してみます。

なるべく他社ネットショップと重ならない結果を生み出せる軸設定が必要です。お客様(Customer)が見た時に競合他社ネットショップと違う特徴を認知してもらう、ポジショニングを行いましょう。
そのポジショニングからキーワードを選定すれば、他社ネットショップと重ならない、他社ネットショップに勝てるキーワードが選定できるでしょう。

 

分析解析結果から自社ネットショップのSEOキーワード(keywords)を選定する

今回は、SEO対策のために3C事業戦略・STPマーケティング手法を用いて分析解析し、キーワード選定の材料とするく基本的な考え方を紹介しました。
今回の考え方がキーワード選定だけでなく、ネットショップのSEO対策の基本にもなります。
企業全般の戦略もネットショップのSEO対策(キーワード選定)も根本的には通ずるものがあるので、馴染みのある方もいらっしゃったかもしれませんね。

これから実際にキーワード(keywords)を選定して、ネットショップに反映させていきましょう。

次回は、実際のネットショップを検証しながら、キーワード(keywords)選定、キーワード設定方法を紹介したいと思います。より具体的なSEO対策ですね。 次回もお楽しみに〜(^-^)

ネットショップSEO:キーワード分析解析のまとめ

  • 3C事業戦略で、自社ネットショップの強みやネットショップ商材のベネフィットを理解する事
  • STPマーケティングから自社ネットショップのポジショニングを理解し競合他社ネットショップと差別化を図れる部分を探る事
  • 分析解析結果からキーワード(keywords)を絞って選定し、キーワード設定する事

用語

  • ※1:ベネフィットとは利益、恩恵、便益を意味することばで、マーケティングではポジショニング戦略を立てるうえで、特定のベネフィットに絞り込むことの重要性が指摘されている。マーケティングのベネフィットには、製品の機能を利点とする機能的ベネフィット、安心感や爽快感といった人の感情に訴える情緒的ベネフィット、製品やブランドを所有、利用することで何らかの自己表現をできる自己表現ベネフィットがある。出展:マネー辞書:M-Wordsより

この記事を書いた人

高見 和也

高見 和也

職種 :

プログラマー,フロントエンドエンジニア, 特にコーディング、プログラム、SEOについての執筆を行います。 「EC-CUBE公式ガイドブック」等の執筆経験あり。

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