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ネットショップで儲かる商品の選び方

 

ネットショップを始める時に、ネットショップを開設するためのツール探しから始めてませんか?

ネットショップはあくまでも販売するための出口です。
出口(売上)を大きくしたい時に、出口の種類を考えてみても大きくはなりません。

出口を決めるのは入口です。

そこで、入口となる商品について、考えてみたいと思います。

 

目の前の商品を売るではなく、儲かる商品を選ぶものが勝者になる

入口になる商品次第で、ネットショップを運用するためのコストがかなり変わります。

以下はざっくりと、かかるコストのバランスを図示化したものです。
小売になりますので、固定費と変動費の切り分けも曖昧ですが分けてみました。

 

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小売の鉄則としては、固定費を小さくすることかと思います。
固定費を小さくしておけば、損益分岐点が低いので、損がでるリスクを最小限にできます。

損のでるリスクが小さい状態だと、ネットショップ運営初期の初動期を乗り切る可能性も高まります。
昨今の様に、競争環境が激しくなるネットショップ運営に関しては大切なポイントになるかと思います。

 

固定費に関わる部分

価格が高い方が人件費の割合を小さくできる

1,000円の商品を売っても、100,000円の商品を売っても、受注の対応、梱包などの配送準備にかかる人件費はほぼ同じです。
商品原価が小さい(粗利が大きい)商品を販売することに注目する方も多いとは思いますが、人件費を抑えることで収益性を高めることもできます。

特に「価格が小さいのに商品点数が多い」などは、更に人件費を大きくしてしまいがちなので注意しましょう。

以下のネットショップは高額な業務用カメラなどを販売しています。
注文件数の割りに、売上高が大きくなる商品を選んでいるネットショップの事例です。

 

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http://www.fujiya-avic.jp/

 

商品の大きさは倉庫費用に直結する

物販を行おうと思うと在庫が必要です。
在庫の回転期間を3ヶ月とすれば、売上目標が100万円のサイトであれば300万円の在庫となり、かなりの物量になることが予想され、物量に応じた倉庫が必要です。

なお、商品の大きさは配送コストにも影響を与えます。

10,000円の商品といえども、手のひらに載る物から車にも載らないものまで幅広くあります。
高価且つ、小さい商品が有利になります。

高価且つ、小さい商品の代表といえば宝石類かと思います。
以下のサイトなどは、そのメリットを受けていると感じます。

 

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http://www.kyocera-jewelry.com/

 

規格展開が少ないものを選ぶ

アパレル系(特にセレクトショップ系)のネットショップは、ブランドがPRをしてくれるので、他ジャンルと比べて成功しやすい傾向があります。
但し注意する点があり、サイズやカラーの規格のバリエーションが広がりすぎる傾向あることです。

在庫を多く抱えれば倉庫費用は増えますし、在庫を抱えていないとチャンスロスにも繋がります。
この矛盾がアパレル系(特にセレクトショップ系)のネットショップにはあります。

ただ、アパレルの中でもサイズやカラーなどの規格が少ない商品もあります。
例えば、時計や帽子、ネクタイなどは、アパレル系ですがサイズ展開は少ないといえます。

セレクトショップ系のネットショップをする際には、規格展開にも注目されてみるのも一考かと思います。
ネクタイ専門店タイステーションはそんな事例です。

 

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http://www.tiestation.jp/

 

投資に関わる部分

ニーズを絞るとマーケティングの費用対効果が最大化できる

「目の前に商品があるからとりあえず商品登録していく」は何もしないよりはマシでしょう。
ただ賢いやり方とは言えません。

固定費に関わる部分で説明した様に、ネットショップに有利な商品を選んだうえで、購入者のニーズを絞って商品に優先順位をつけていきましょう。

以下のネットショップは、フィッシングジャンルの中でも「怪魚ハント」にニーズを絞って、ネットショップに有利な商品をメインに販売しています。

 

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http://jetslow4wear.com/

 

運営者様がかなり特殊な方なので、、、そのまま真似はできませんが、押さえる点を押さえている、優れた事例だと思います。

 

競合優位性を高めるためには強化したい商品を絞ること

2014アラタナカンファレンスの懇親会でお話しを聞いたのですが、以下のネットショップは、スタート当初、「ニッパー(工具の名前)で日本一になる!」と決めて、徹底的に一商品で戦ったとのことでした。

 

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http://www.diy-tool.com/

 

広く展開している先行ネットショップを上回るために、一点突破で戦うのは戦略として正しいといえます。
絞った商品で一番になり、その隣に、その隣にと徐々に広げることで大きくするればいいのです。

 

まとめ

冒頭に「目の前の商品を売るではなく、儲かる商品を選ぶものが勝者になる」と述べましたが、本当にネットショップは商品選びに尽きます。

そのためには、まずは固定費に関わる部分を有利にできるように、

  • 価格は高い方が人件費を小さくできる
  • 商品の大きさは倉庫費用に直結する
  • 規格展開は少ない方が在庫に悩まない

を参考にして頂き、販売する商品の目星を立てて

次に、投資に関わる部分を考慮しつつ

  • ニーズを絞るとマーケティングの費用対効果が最大化できる
  • 競合優位性を高めるためには強化したい商品を絞ること

以上を踏まえて、出品する商品の優先順位を決めていかれるのは如何でしょうか?

 

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