ECコンサル アラタナはeコマースを中心とした「新たな○○を創造する」会社です!

詐欺的なネット通販サイトの見分け方

 

詐欺的なネット通販サイトとは
「ネット通販で代金を振り込んだのに、商品が届かない。」
「ネット通販で注文したら、届いた商品が粗悪品だった。」
といった詐欺にあってしまう通販サイトのことです。

以下の様な記事もあり、被害件数も多くなってきているようです。

 

私たちの様に通販サイトの構築支援をしていると、通販サイトの運営者様からも詐欺的なネット通販サイトについて相談を受けることが度々あります。

例えば、自社サイトをコピーされて、その詐害サイトで誰かが詐欺を受ける。
連絡先が自社になっおり、クレームを受けて、その対応に時間もかかる。
更に、口コミなども2次被害も受ける。

といったこともあるとのこと、なんとも理不尽な…

通販サイト市場事体が健全・安全な取引ができる場になってこそ、通販市場全体が大きくなります。
ですので、エンドユーザーが被害を受ければ、通販サイトで買い物する人が減り、結果的に私たちのような通販サイトの構築を支援する会社にも間接的な被害が大きくなってしまうでしょう。

そのため、この記事では、なんとか被害を少なくするためのアイデアを練ってみたいと思います。

 

詐欺的なネット通販サイトは身近な存在です

「私は被害にあわないよ!」と思われる方は多いでしょうが、本当にそうでしょうか…
私自身も調べてびっくりしたのですが、他人事ではなく、意外なほど身近に存在する脅威なんです。

理由は、検索エンジン経由で詐欺的なネット通販サイトに遭遇してしまう状況を調べた結果を見て頂けると、一目瞭然です。

(2015年1月7日時点の調査データ)

1

ブランド名のビッグワード検索ではあまり見当たりません。

2

そこで、ブランド名+バッグで掛け合わせ検索してみましょう。
すると、2ページ目の大多数が詐欺的ではと疑われる通販サイトが出てきます。

検索エンジン経由で買い物をするのは当たり前の行動ですよね。
この当たり前の行動の中に、危険がいっぱいまぎれているのです。

 

なぜ詐欺的なネット通販サイトが検索エンジンでヒットするのか?

試しに、「プラダ バッグ」で検索して、2ページ目を見ると下図のような表示になります。

 

3
「Google」 より
 

一目見ただけでは普通です。
普通だからこそ被害に繋がるのでしょう。

しかし、よく見ていると不自然なことが分かります。

 

4
「Google」 より
 

不自然なポイントとしては

  1. 日本語サイトなのに、オランダのドメインが使われていたり、通販サイトなのに非営利団体のドメインが使われています。
  2. 数時間前にページをインデックスさせているなど、検索エンジンに対してのリテラシーが高い運営者のような傾向が見て取れる。

などが上げられます。

また、実際にリンクをクリックしてみると

 

5
「Google」 より

 

別ドメインのサイトにリダイレクトさせたり、細工が施されています。

また、直接ドメインを入力してみると、全然違うサイトが表示されます。
海外ではドメイン以下のディレクトリーを販売したりするとも言われていますし、ハッキングしてページを設置したのか購入したのかは定かではありませんが、普通じゃない細工が施されいるのは見て取れます。

 

詐欺サイトにとってのコストは検索エンジン対策にかかる費用だけ

前述したような細工は一般的なサイトではスパムサイトになって検索エンジンのインデックスが削除される可能性が高く、リスクが高過ぎて絶対にしたくない施策です。

しかし、詐欺サイトにとってはリスクはお構いなしの様です。

それはそうですよね。
商品の原価は掛かっていないですし、配送もしませんのでネットショップを運営するコストはかかりません。

詐欺サイトにとってのコストは検索エンジン対策にかかる費用だけです。
検索エンジンに削除されたら、また新しいサイトに対策をすればいいだけなんです。

しかも、海外から対策しているでしょうから、人件費などのコストも低いはずです。
また、詐欺サイトが対象にする商品は高額なブランド商品にしているのも、合理的といえば合理的です。

 

詐欺的なネット通販サイトを見分ける方法

一般的には

  •  メールアドレスにフリーメールを使っている
  •  日本語がおかしい
  •  会社概要の説明がおかしい
  •  電話番号を記載していない
  •  金額があきらかに安すぎる

などが、様々なページで紹介されていますが、過去と比べて、サイトのクオリティーも上がっており、見分けがつき辛くなっている感は否めません。

そのような中でお勧めなのが、怪しいサイトのサーバーを置いている場所を調べる方法です。

IPアドレス&所在地検索 IP Geolocation Search

上記サイトに行って、怪しいサイトのURLを入力します。
※http://www.hogehoge.com/******* の場合、「hogehoge.com」だけを入力します。

 

6

 

一般的には日本語のECサイトは、日本にサーバーを設置していますが、怪しいサイトは海外に設置している傾向が高いことが特徴です。

実際、私も詐欺的なネット通販サイトぽいな…と感じたサイトのURLを調べたところ、20サイト中20サイトが海外サーバーで運用されていました。

これは、詐欺的な行為をした時に、行っている人間を特定し辛くするためなど理由は様々なんだとは思いますが、結論、海外にサーバーを設置しているサイトは避けた方が好ましいと感じます。

 

まとめ

冒頭でもお伝えしましたが、私たちは通販サイト市場事体が健全・安全な取引ができる場になってこそ、市場全体が大きくなると考えています。
そして、エンドユーザーの被害は、私たちのような通販サイトの構築を支援する会社にも間接的な被害が大きくなってしまいます。
つまり、本ページでご紹介した詐欺的なネット通販サイトを無くしていくことは、私たちにとって他人事ではありません。

詐欺的なネット通販サイトを発見された方は、以下から報告することも可能ですので、ぜひ、ご覧ください。

Google ウェブマスター ツール

インシデントの報告 (Web フォーム)

 

確実に無くなるわけではないと思いますが、各人の行動が、通販サイト市場事体が健全・安全に繋がればと思います。

もちろん、当社もセキュリティは、第一優先事項として、活動しております。
ネットショップのセキュリティで、お客様とその先の信頼を守るための日々の活動を以下からもご覧いただけます。

セキュリティ情報一覧

 

この記事を書いた人

EC業界の今

イベント・セミナー情報