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【最終回】通販サイトSEO:リッチスニペットと構造化データ

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aratana24hをご覧の皆さん、こんにちは。高見@品質管理です。今年の3月にECサイトのSEO対策話を始めて、早9ヶ月程。その間にパンダ(※1)はおとなしくなったものの、Googleがペンギン(※2)を野に放ち、SEO対策にてんやわんやしている状況です。さすがドッグイヤー業界。さてさて今回は最終回という事で、これからの通販サイトにおけるSEO対策で、必須となるであろう仕組みをお話しをさせて頂ければと思います。ちょっと技術的なお話し。

リッチスニペットとは?

スニペットってわかります?スニペットとは、検索結果ページ(SERP)に表示されるサイトの説明の事です。

リッチスニペット(Rich Snippet)とは、その名の通り、検索結果で表示されるスニペットを、文字情報だけでなく日時・サムネイル画像・オススメ度などなど一緒にリッチな感じに表示させるものです。この対策は検索順位を上げるというものではありません。これ、勘違いしがちで、meta description の設定は検索結果には影響ありません。キーワードを含ませるように設定させる理由は、太字になってより目立つようにするためです。

スニペットはクリック率(CTR)を上げるという立ち位置ですね。

リッチスニペットの例

現在日本の3大検索エンジンと言えば、Google・Yahoo!・Bingですね。日本では今現在Googleのみリッチスニペットに対応しています。Bingも対応予定とか。Yahoo!の動きはちょっと不明です。

コンテンツのタイプによって、リッチスニペットの表示が変わります。現在、Googleでは以下のコンテンツページに対応しています。

  • レビュー
  • 人物
  • 商品
  • 会社と組織
  • レシピ
  • イベント
  • 音楽

一番わかりやすいレシピをちょっと紹介します。Googleでエレガントに「牛肉の赤ワイン煮」と検索します。するとサムネイルが出る検索結果と出ない検索結果があるのがわかります。

リッチスニペットの結果

僕、料理するんですけどレシピ検索したら絶対サムネイル付きクリックしちゃいます。そりゃ、詳しく情報が載ってそうな方をクリックしますよね。レシピの場合、もっと設定すれば調理にかかる時間やカロリー、○人前などの分量なども表示する事ができます。リッチ。

通販サイトでは「商品」がリッチスニペット対象

レシピのリッチスニペット表示を見てもらったところで、あれをどうやって表示させるのか?そこで制作者側、特に僕のようなフロントエンジニアが憶えておかないといけないのが、構造化データの形式にあわせたマークアップです。

通販サイトですと、商品詳細ページの情報を構造化データとして設定します。例えば以下のような場合。

商品詳細ページの構造化

基本的な情報である商品名や商品の説明、値段や商品の画像URLに加えて、パンくずリストの内容やレビューの★の数なんかも表示できます。う~ん、リッチリッチ。

例えば、パソコン「Lenovo G570 433472J」を検索した場合はこう。

ぱんくずとか★

英国で著名なSEOコンサルティング会社、SEOgadgetのRichard Boxer(リチャード・ボクサー)氏による「レビュー リッチスニペット」をテーマにしたプレゼンテーション。以下のサイトでご覧になれます。この記事、すごく興味深いです。

>>海外SEO情報ブログ:ネットショップにレビュー・リッチスニペットは必須、検索結果のクリック率が5%上昇!

注意点

何やら夢の広がる話ですが、もちろん注意しないといけない点もあります。以下、Googleより引用です。

サイトのリッチ スニペットを表示させる方法は次のとおりです。

  • リッチスニペットのマークアップをページ上に実装します。
  • 構造化データテストツールでマークアップをテストし、適切かどうかを確認します。
  • 数週間待ちます。Google がサイトをクロールするまでしばらく時間がかかることがあります。
  • サイトのリッチスニペットが表示されない場合は、トラブルシューティングのガイドラインをご覧ください。

と書かれています。基本的にはクロールされて自動的に登録なのですが、表示されない場合は問合せができるようになっています。

>> リッチスニペット表示お問合せフォーム

構造化がきれいにいったページは、Webマスターツールで確認することができます。すばらしいGoogle。

Webマスターツールで構造化確認

まとめ

以上、全6回に渡ってお送りしてきました通販サイトSEOも今回で最終回です。SEO対策の話をするとキリがないのですが、それは検索エンジンが日々進化しており、それに追従する技術がどんどん公開されている為です。

通販サイトの目的は「商品を購入してもらう事」ですので、その前段階である「商品を見つけてもらう」行為がなければ成立しません。インターネット上で販売するのも、実店舗で販売するのもやり方は違えど、考え方は同じです。お店にお客様に来て頂く為に日々色々な工夫をするのと同じで、通販サイトを運営する上でSEO対策=集客ですので、常に新しい情報にアンテナを向けて、自社サイトに沢山のお客様に来て頂くようにする「工夫」の仕方を憶える必要があります。


注釈

参考サイト

この記事を書いた人

高見 和也

高見 和也

職種 :

プログラマー,フロントエンドエンジニア, 特にコーディング、プログラム、SEOについての執筆を行います。 「EC-CUBE公式ガイドブック」等の執筆経験あり。

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